ダービリア・アンタークティカについて
弊社製品に配合されているフコイダンは、ダービリア・アンタークティカと呼ばれるコンブから抽出されたものを使用しています。
この、ダービリア・アンタークティカですが、チリ沿岸の南極海近海にて繁殖することから、別名チリコンブと呼ぶこともあります。
また、ダービリア・アンタークティカの主要な繁殖地はチリ沿岸ですが、遠く離れたニュージーランドの沿岸でも見ることが出来ます。
コンブは胞子をばらまくことで繁殖するのですが、流石に1,000km以上も離れた場所に胞子がたどり着くわけではありません。
じつは、コンブ本体が海に浮かんで潮の流れに乗ってニュージーランドまで旅をするのです。
この様な長旅が出来るのには理由があります。
ひとつは、その大きさです。全長10m以上は優にあるその大きさのお陰で、1,000km以上もの長旅に耐えられるというわけです。
もうひとつの理由は、その構造にあります。
ダービリア・アンタークティカはその巨大な姿を支えるために、その主要な幹となる部分や枝となる部分にハニカム構造を持っています。
ハニカムとは、英語に治せばhoneycomb、蜂の巣という意味ですが、六角形が隙間なく繋がるその構造は、非常に頑丈なことで知られています。
ハニカム構造でなければ、きっと10m以上ものその大きさを支えることは出来ないことでしょう。
また、ハニカム構造のお陰で密度が低く、高い浮力を得ることが出来ます。
言い換えると、隙間だらけで浮かびやすいと言えるでしょう。
これらの理由のお陰で、チリ沿岸とニュージーランドと言った遠く離れた場所に生息地があると言うわけです。
ダービリア・アンタークティカは、チリ沿岸では昔から食用に利用されている事が知られています。
今も市場に行けば買うことが出来るだけでなく、単に食用というよりも、栄養価の高い食べ物、または胃腸の調子を手助けする食べ物として古くから愛されているコンブだと言えます。
弊社のフコイダンは、この様に生命力豊かなコンブを原料にして作られているのです。