フコイダンが真昆布の2~3倍ある!?がごめ昆布を使ったレシピまとめ
ひとくちに昆布と言ってもいろいろ種類があり、中でもがごめ昆布はフコイダンが非常に豊富に含まれていることが知られています。
粘りが強いことから納豆昆布という別名もあるほどで、フコイダンの含有率が高いことから健康食材として注目されています。
がごめ昆布を使ったレシピを7つまとめましたので、健康のためにぜひ作ってみてください。
がごめ昆布の健康効果
がごめ昆布は北海道函館の東海岸で採れる珍しい昆布です。
葉の表面が凸凹模様になっていて、「籠(かご)の目」ように見えることから「がごめ」という名がつきました。
がごめ昆布は水気を含むと強い粘りが出るのが特徴で、納豆昆布ともいわれています。
がごめ昆布はネバネバ成分のフコイダン、アルギン酸が豊富で、特にフコイダンは真昆布の2~3倍も含まれています。
フコイダンが健康効果を発揮するには13%以上の硫酸基が含まれていることが必要であるとされているのですが、がごめ昆布のフコイダンには硫酸基が約25%含まれているため、高い健康効果が期待できます。
がごめ昆布を使ったレシピまとめ
昆布(がごめ昆布)と野菜の刻み漬け
がごめ昆布に長芋、きゅうり、ショウガ、えのきだけを加えた野菜たっぷりの刻み漬けです。
各食材を刻んで混ぜるだけなので簡単に作れます。
粘り気のあるがごめ昆布に長芋の粘りが加わり、ネバネバの相乗効果を生み出しています。
なす、オクラ、ミョウガなど旬の野菜を使ったり、がごめ昆布に合いそうな食材を加えてみたり、オリジナルの刻み漬けを開発するのも楽しいですよ。
豚の重ね焼きねばねば薬味のせ
しょうゆ、みりん、酒で味付けした豚肉にがごめ昆布 、長芋、オクラ、みょうが、きゅうりを加えたレシピです。
甘辛の豚肉と粘りを持つ3つの食材(がごめ昆布 、長芋、オクラ)がよく絡んでご飯が進みます。
豚肉を使うので食べ応えがあり、海藻と野菜も食べられるのでヘルシーなレシピです。
おぼろ昆布でも代用できますが、できれば粘りの強いがごめ昆布を使うことをおすすめします。
松前漬け
松前漬けは北海道の郷土料理で、昆布、スルメ、にんじんを使って作ります。
昆布はがごめ昆布や日高昆布を使いますが、粘りの強いがごめ昆布で作るとネバネバ感が味わえます。
白ご飯によく合うのでご飯が進みますし、お茶漬けにしても美味しいですよ。
お酒のおつまみに作り置きしておくのもいいですね。
がごめねばねば野菜
こちらは先に紹介した刻み漬けに似ていますが、めんつゆを使うのでより簡単に作れます。
材料はがごめ昆布をメインに、きゅうり、おくら、なす、パプリカなどお好みの野菜を使ってください。
意外ですがパプリカもがごめ昆布に合うのですね。
めんつゆと酢があれば作れるので、ご飯のお供に作ってみてください。
ガゴメ昆布のとろろ汁
こちらもめんつゆを使った簡単ながごめ昆布料理です。
乾燥がごめ昆布を水で戻してとろみを出し、あとはめんつゆとしょうゆで味付けをすれば完成です。
暑い夏にぴったりの料理で、夏バテしていて食欲が落ちている時でも食べたくなります。
がごめ昆布と白菜の即席漬け
がごめきざみ昆布と白菜だけで作る即席漬けです。
作り方はとても簡単で、ビニール袋かジップロックにがごめ昆布、白菜、酢、塩、赤唐辛子の輪切りを入れて混ぜるだけでできます。
白菜のシャキシャキとした食感とがごめ昆布の粘りがよく合います。
豆腐とがごめ昆布のお吸い物
豆腐とがごめ昆布のシンプルなお吸い物です。
がごめきざみ昆布なら入れるだけで作れるので手間がかかりません。
いつもの豆腐のお吸い物にがごめ昆布を入れるとまた違った味と食感が楽しめます。
まとめ
がごめ昆布は強い粘りが出る食材なので、ネバネバ感を活かす料理に使えます。
長芋、オクラといった粘りのある野菜との相性がいいですし、茄子、白菜、パプリカといった野菜にも合います。
がごめ昆布にはフコイダンが豊富に含まれているので、ぜひ料理に使ってみてください。